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通関士試験

1.通関士試験の概要

■受験資格
学歴・経歴・年齢・国籍などの制限はなく、誰でも通関士試験を受験することができます。

■願書配布期間
7月初旬から8月中旬まで。

■試験日
毎年1回、10月初旬から中旬の日曜日。その年によって若干変更になることもあります。
事前に確認をしておきましょう。

■受験場所
全国13箇所。札幌・新潟・東京・仙台・横浜・静岡・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡・熊本・沖縄。
受験場所の制限はありませんので、全国どこで通関士試験を受験しても大丈夫です。
(試験会場は、受験票に記載されています。)

■受験料
3,000円の収入印紙を受験願書に貼って提出します。収入印紙以外の現金・切手・収入証紙などは
認められていません。

2.通関士試験の内容

■試験の範囲
通関士試験は、以下の3科目から出題されます。

@通関業法
A関税法等
  関税法、関税定率法その他関税に関する法律、および外国為替、外国貿易法(第6章に関する部分のみ)
B通関実務
  通関書類の作成要領、その他通関手続きの実務
  (実際に輸出申告書と輸入申告書を作成して関税額を計算)

■出題形式
3科目とも、択一式と選択式の試験があり、120点満点で採点されます。すべての科目試験で60%以上の得点を
取る必要があります。1つでも60%未満の科目があると、試験は不合格になります。なお、すべてマークシート方式
での解答となっています。

3.通関士試験科目

■通関業法
通関業者の業務の規制や、通関士の設置などの必要な事項を定めた法律です。

■関税法等
関税法、関税定率法、その他関税に関する法律と、外国為替、外国貿易法(第6章に関する部分のみ)。

 @関税法
 A関税定率法
 B関税暫定措置法
 CNACCS特例法
 D外国為替、外国貿易法
 EATA条約の実施に伴う特例法

■通関実務
通関書類と通関手続きの実務試験です。

通関書類では、実際に輸出申告書と輸入申告書が出題されますので、貨物を正しく分類できるように、
練習を繰り返し行うことが大切です。また、関税定率法を使って貨物の価格を求める実務的な問題も
出題されます。

4.通関士試験の合格基準

■試験の合格基準ライン
通関士試験は毎年3科目行われ、各科目ごとに次のように合格基準が設定されています。

通関士試験合格基準

つまり、合格基準を満たすには、この3科目5項目のすべてに、それぞれ60%以上の得点が必要です。
5項目の中の1つでも60%以下の得点があると、たとえ総得点が全体の60%以上でも合格にはなりません。

5.通関士試験の合格発表

 
通関士試験の合格発表は、例年11月下旬から12月上旬に次の方法で確認できます。
ちなみに平成22年(第44回試験)の合格発表は、11月26日でした。

■郵送
合格者には、通関士合格発表後に郵送で合格証書が届けられます。

■ホームページ
税関のサイト上に、合格者すべての受験番号が掲載されますので、税関サイトの通関士試験ページで
確認できます。

■官報
合格者の氏名と受験番号が、合格発表当日の官報で発表(公告)されます。官報は全国の官報販売所で
購入できます。

■税関
合格発表当日に、受験した税関において、合格者の受験番号だけが掲示されます。

6.通関士試験の問題

■試験の配点
通関士試験の配点は、それぞれ以下のようになっています。

通関士試験の配点
 @通関業法−40点
 A関税法等−50点
 B通関実務−30点
 となっており、関税法等が中心ですが、配点のバランスも考えられています。

■試験の問題形式
通関士試験では、3つの問題形式があり、解答はマークシート方式になっています。

 A. 択一式の問題
  5つの選択肢の中から、正解を1つ選びます。どちらでもないときは“O”
  をマークします。
 B. 選択式の問題
  文章の空欄にあてはまる語句を選ぶか、5つの選択肢の中から正解を複数選びます。
  正解を複数選ぶ問題では、そのすべてが正解の場合のみ、得点になります。
 C. 申告書の作成(NACCSによる申告が前提)
  ・輸出申告書は、統計品目番号を選択します。
  ・輸入申告書は、統計品目番号を選択し、課税価格もマークします。

■試験の時間
3科目の試験時間は、それぞれ以下のようになっています。
通関士試験の時間
※試験時間は、その年によって若干変更になることもあります。

7.通関士試験の合格者数と合格率

通関士試験は昭和42年から始まりました。平成23年の試験で45回目を迎えました。
毎年一万人前後の方が受験しています。

通関士試験の合格率